こむら返りの対処法
こむら返りとは、ふくらはぎの筋肉が痙攣を起こしてしまう事を言います。
いわゆる”足がつる”という状態です。
これはとにかく痛い。
経験した方ならお分かりだと思います。
立っていられないくらいつらいです。
このこむら返りはどうして起こるのか?
大量に汗をかいたり、水分を取りすぎたりして血液中の電解質のバランスが崩れることで筋肉が緊張状態を調整できなくなる。こういわれています。
どういう状況腕起こりやすいのかというと
疲労や冷えで筋肉が硬くなっている時は特に起こりやすくなります。
一度つってしまうと、一定方向にだけ強く収縮します。
例えばふくらはぎならば、つってしまうと、足首を下の方へ強く引っ張られた状態になります。
こういった場合どうすれば治るかというと
筋肉を反対方向へ伸ばしてやればいいんです。
ただ、
経験者はわかりますが相当強い力がかかっているので
自分の脚の力だけでは、戻すことができません。
こんな場合は、足を延ばし、つま先をもって手で自分おからだの方向へ引きつけます。これで、大体は戻りますが、状態がひどい場合はなかなか戻りません。
なかなか戻らない場合は、
トレーナーや仲間に足のつま先を上に戻すように引っ張ってもらう。
もしくはうつ伏せになり、体重をかけて戻してもらう。
これで、数分もかからずこむら返りは収まります。
問題はここからです。
思いっきり筋肉が収縮した後というのは筋肉の繊維を痛めてしまいます。
ですから応急処置をしておかないと
痛みを長引かせてしまう事になりかねません。
応急処置は
基本的なR.I.C.E(R=休息、I=アイシング(冷却)、C=圧迫、E=拳上)を行います。
こうすることで炎症を最小限に抑えることが出来ます。
この応急処置をするかしないかで痛みが出ている期間が左右されます。
もしつってしまった場合はスグに行って下さい。
そして、つらないために常に筋肉を柔らかい状態に保つために
ストレッチなどで筋肉疲労を残さないように心がけていてください。